「ぼくちゃん=元祖ジョルジュ」の思い出

今、一人で暮らしているグールド婆さんのいるお稲荷さんに、かつて「ぼくちゃん」はいた。 画像のとおり、ぼくちゃんなんていうルックスではなかったけど、人懐っこくって皆に可愛がられていたし、わたしは彼をウチに迎えようと思っていた。
 猫用おトイレも買い、ノミがいたのでノミとりの首輪もつけてその日を待っていたのだけれど、悪ガキが自転車で引きずりまわして意識不明になってしまい、近所の動物病院に連れていったがだめだった。
 いちおうあずけておいたのだけど、夜中の11時頃に「もう駄目です」と電話があり、連れて帰って抱っこしていると急に硬直して瞳がまっくろになって逝ってしまった。

 もう少し早く連れて帰ってたら‥とおもわないこともないけれど、現・ジョルジュがよく懐いているし、彼が「ぼくちゃん」のかわりに生きていてくれるのかなぁとも思う。