つまるところ、得るものが多い分、いろいろと失う経験も多いということなのかもしれませんが、これほどそれを明るく楽しく、しかし冷酷に描いている映画ってちょっと思いつきません。
少し前に『ドニー・ダーコ』のことを書きましたが、この映画も多分"わたしと同年代"の監督が撮っているんじゃないかなって感じました。
主人公のイーニドは高校卒業したて=17〜18才だと思うのですが、聴いている音楽やファッションがまさしくマイ・ジェネレーション。懐かしさに(本当に)胸が痛くなります。
そして一番の仲良しのレベッカとバカくさいことばっかりやっている日々や、徐々に行き場を失っていくありさまにも。
わたしは幸いにもそれほど痛々しいおもいはしませんでしたが、でもやはりアトになって考えるといろいろと残念なことをしたなぁ‥って思うことも多いです。
ことしはあとで後悔するようなことがあまりないように暮らしたいです。