ランゴリアーズを観た


 ランゴリアーズ。
 スティーブン・キングによるSFちっくなオハナシ、それのDVDが180分というので覚悟を決めて観たのですが、なかなかの出来。もう殆ど原作通りの進行に引き込まれました。

「ランゴリアーズ」あらすじ

 LA発ボストン行きの飛行機。
 目の手術のため、同機に乗っていた盲目の少女はうたたねから覚め、隣にいるはずの伯母さんがいないのでアテンダントを呼ぶボタンを押しますが誰も来ない‥助けを求め、他の客席を手さぐりで進むも誰もいない。
 ついに髪の毛の塊に触れた彼女はパニックをおこし大声で叫びます。「誰かいないの!助けて!」。
 すると漸く一人の女性が「どうしたの!?」と駆け寄って来、あと何人かの乗客も。
 そして彼ら、合計9人の乗客たちは自分たち以外の乗客も乗組員も消えていることを発見するのです。
 奇怪なのは消えたのは人間だけで、その持ち物、或いは入れ歯やカツラ(少女が触ったのはカツラだったわけ)は客席に残されている!
          ★          ★
 たまたま乗り合わせていたパイロットがコックピットの自動制御を手動に切り替え、近くの飛行場に着陸するのですが、そこもまた不気味にも無人で盲目の少女だけが「遠くからいやな音が聞こえる」と言いつづける。
 そして乗客の一人は‥
          ★          ★
 と、まあスリルとサスペンスに満ち溢れたお話です。
 スティーブン・キングさまの「オハナシ」を短くまとめるなんて芸当は無理なのでこの辺でやめておきますが、興味を抱かれた方はDVDよりも文庫を読まれることをオススメします。
 面倒臭い方はDVDでも。
 
 とにかく面白いですYO!おすすめ。