聖少女/倉橋由美子

 ミキさんの日記は私の日記のようだ…と、一読ひどく懐かしい。っていうか中二の頃にこれを読んだ私は既に美樹のようだったんだろうし、そして今私が父親より年上の人に構われているのは当然の帰着かもしれない。三つ子の魂百マデ。