20JazzFunkGreats/THROBBING GRISTLE

 鼻かみすぎで通気口周辺の皮膚ががさがさ‥それはいいのですが午前の宅急便でうすっぺらな荷物が到着。お客様のイチ担当者から「サンプル返却」とのこと。サンプルなんて出した覚えがない上に私が扱うサンプルにこの薄っぺらさはありえない。開けてみるとマヌケなCDが。スロッビング・グリッスルやん。

 なにこれ。プレゼント?メモもなにも入ってイナイ。あまりにもノーヒント。そこで電話してみると......
『いやーご無沙汰してます!え?CD?ああ‥長いことスイマセンでした、やっぱ僕には難しいかったですよ〜』っていうかこれ私のCDなわけ?『もう〜Sさん酒癖悪いんと違いますか!去年涼しなってきたから飲みにいこってゆうて。元町のヤマハの裏手の居酒屋みたいなトコ行った時に"私はレコード持ってるから貸したげるわ"ってさー僕、洋楽わからないしイイって言ったのに"いいから聴いてみ!"って』‥ディテールの隅々に至るまでまったく心あたりがなく、その心あたりなさ加減も恥ずかしくつい謝って電話を切ってしまったのだけどキツネにつままれたような話です。唯一あってるのは私がこのアルバム、レコードで持っていたという事実。