溺れるマゾ魔女/Frank Zappa

 そんなワケで今日も迷わずレコードげと。正式には"Ship arriving too late to save a drawing witch(溺れる魔女を救うのに舟の到着は遅すぎた)"というタイトルのこのアルバム。コレもレコードで聴くべき1枚って感じ。ところでココでのヴァイさんは"Impossible Guitar parts"。訳すなら「ギターで無理めなトコ」みたいな感じと思うのですが、聴いて意味が分ったようにも。未だ御大のアルバム4枚目で知った口たたくんじゃねェ!かも知れませんが、ザッパさんのギターってどんだけ変わった感じでも曲調から離れないけどヴァイさんはもう曲調から浮遊した調整のスケールで弾く、その辺の音感が御大としては「インポッシブルやなぁ〜」かと。実際ヴァイさん結局は「俺のサウンド」の人なんだからどこにいてもすぐ解る。ここでは"I come from nowhere"が一番解り易いけどソロ導入部がヴァイさんだ。「魔女」も始まって2分位の所で聴けるギターは絶対ヴァイさん。あと"Teen-age Prosutitute"のギターは全面的にヴァイさん。こんな音はヴァイさんだ。