愛の嵐

 シャーロット・ランプリングのアレでかなり有名な映画ですが、私として常々不思議に思うのは「なんでイタリア人ってナチスねた好きなんだ?」って事です。確かこの映画もイタリア映画ですよね。あと、イルザのシリーズの冒頭を飾った一作もナチス親衛隊。大戦時にはイタリアも同じ枢軸側だったというのに‥どういう考えか知りたい‥この映画にしてもまるで「ナチスでも高官のSSは変態揃い」みたいな話。確かにD.ヴォガート演じるヒトとC.ランプリング演じるヒトのラブロマンスと思えない事もありませんがかなり滅茶苦茶な話です。あいたいランプリング演じる女性がユダヤ人ではなく「社会主義者に娘である」というのが正に逃げ口上。イタリア人って全く‥
 ただこの映画にインスパイアされたらしきD.シルヴィアンのソロ12inchシングルはかなりいいです。タイトルは"TheNightPorter"。