ベートーヴェン

 ハタ迷惑な人だった‥というのはG.オールドマン(化け天才)が演じた『永遠の愛』という映画でもかなり描かれていました。でも考えてみれば10代当初の私がクラシックにハマッたキッカケもやはりベートーヴェンでしたからやっぱ天才でしょう!ただその初めて聴いたベートーヴェンがグールドの弾く、だったのが微妙です。特にop.57(熱情)はかなりグールドの「俺解釈」。実際名演ですが凄く惜しい気がする。まずオーディナリーな演奏に馴染んでから聴けばもっと異質な感動があったんじゃないかな、って思うのが残念。あと私がリスペクトする山下洋輔氏も学生時代にベートーヴェン研究していたというのも面白い。