SFに於ける現代とはぐれ刑事純情派

 ちなみに10代に読んだSF小説によればです。今頃地球人は火星に移住してセコい商売していたり、アンドロイドが人間になろうとしたり、ボーマン船長がスターチャイルドになったり、コンピュータがイカレた宇宙船内で意外にもソロバンが役に立ったりしていたハズなのですが、どうもそういう事は起こっていないように。若しかして学生時代に勉強もせずそういう本ばっか読んでいた私には解らないだけで世界は著しく進歩しているのかも知れない‥そんな事をけだるい午後3時、安浦刑事が左とん平演じるコソ泥に「だんなぁ〜」と泣きつかれるシーンを観ながら思いました。