ブラックウッドが読みたい

 今日は体調がよくないので仕事を休んだ。当然の如く『怪奇小説傑作集』の続きを読むのだけどかなり読み難い。理由まぁ平井呈一御大の訳がどうも大時代的な所にあるような気が‥「ポイを食らったのかい?」とか「テクで来たんだよ」なんてイマドキ解らないんじゃないか?‥でもマァ中学生とかの頃にはドキドキ楽しめたのだからやはり読者の側に問題があるのは明白。即ち集中力が落ちている。あと読むジャンルが当時とは違っている所にも理由はあると思う。SFは勿論、所謂"モダンホラー"に至ってはモダンなホラーなワケだから「余は‥」ってのはナイわけで。ちなみに私の思う3大モダンホラー作家はスティーブン・キング、ジョナサン・キャロル、あとクライブ・バーカーなんだけどこの辺の訳をやってる女流がかなりスゴイ。キングの深町眞理子大先生もスゴければJ.キャロルの浅羽筴子氏もウトーリ!‥と、話が逸れてしまったけど『ブラックウッド傑作集』が見当たらない。とりあえず明日、ジョン・サイレンスものだけを纏めた選集(確か角川のホラー文庫から出てた)を買う予定。もうなかったりして‥