まぁ私の場合ジャズはレコード多いし「聴く！」ってなるとプレイヤー廻り片付けないと聴けないんでやっぱ週末って事になります。まして今日みたく一事が万事ブチコワシだと‥より一層こういう破壊的なの聴きたくなります。破壊的ってもフリーは許容範囲じゃないんでせめてコレ。まぁフィニアス天才肌というのは通説ですがこのアルバムは嫌味な位に弾きまくっています。山下洋輔のスタンダードに近いトコまで弾き倒しています。で、私がなんでフィニアス好きかというと勿論そのテクニックによる独創的な展開にあります。このアルバムでフィニアスが弾くコルトレーンの"GiantSteps"なんてすごくいいというか御本家レーンに見習って欲しいくらいです。あと、マイ・ジャズ・アイドルのホレス・シルバーの曲もよく弾いてくれること。ちなみにこのアルバムでもシルバーのNica'sDreamやってくれてますがコレはちょっと‥もうちょっと時間かけてもらえませんかという感じ。確かにこの曲初レコーディング＝ジャズメッセンジャーズの時の少々冗長でその後シルバーのカルテットの倍速っぽかったけど‥でもK.バレルとシルバーのデュオとかはゆったりだったし‥ってこれはシルバー様ファンの言い種ですね。フィニアスは好きにやって当然。
