ナツメ餡の月餅

 その後S本社に届物した帰りに天神橋筋商店街に華僑の店があるの発見、いろんな餡の月餅売ってたんでナツメ餡のを。事務所に戻りナイフで少し切って食べるとやっぱり美味しくって結局全部食べてしまう。しかしコレ食う度に思い出すのは漫画『マスター・キートン』でロンドンの中華料理屋のマスター=中国人、使用人=イギリス人(でもかなりイイ線いってる中華料理人)で、その使用人がマスターの娘と恋仲なんだけど認めて貰えない‥でもうオキマリの「俺を納得させる料理を作ってみやがれコノヤロー!」って展開になった時、その使用人の料理のファンであるキートンが助言して作らせたのが確かこの「ナツメ餡の月餅」。で、マスターはそれ食って「ああ‥この上品な甘さは魯迅先生が云々‥」でめでたしめでたしだった。でも、日本の華僑の店では常識ですよ‥つーか小豆餡の方が中国の歴史的に考えてどうなのかって気ですらする。もしかして和菓子の小豆餡は中国伝来なのか?でもとにかく月餅の場合ナツメ餡が美味しいのは本当。私的にはヨーロッパのチョコレートと同格かな。イヤな所が無い。それに比べるとアメリカのチョコ系菓子は罰ゲームですね〜バターフィンガーとかピーナッツのバターカップは不味くナイけど体に悪いし、アトは不味い上に体に悪そう。日本のお菓子は平均点だけど毒性なさすぎ。誰か日本のお菓子でハマッタ経験あったらききたい。