マリリン・マンソン『Hollywood』

 今朝はちょい遅くなってしまったのでいつものの次の各停に乗り、西宮で特急に乗り換えた。すると横に立った若い男のイヤホンの音、ラジオっぽい煩さ。見ると英会話のテキスト持ってる...イマドキ社会人になってから英会話ってアリ?
 とりあえずマジ煩いんで私もMD聴く事にしてM.マンソンの『HOLLYWOOD』をセット、目覚ましにもイイしさ〜ってナメたチョイスで。しかし久し振りに聴いたソレにマジ感動新た...マンソンのアルバムでは一番好きなのは短い曲が沢山で聴いててダレないからってのもアルけど始めの4曲の歌詞がやっぱイイ。特に3曲目の"FightSong"で「私は実在しない神なんかの奴隷じゃないのヨ」とガナり、次の"Disposal teens"では「私は神の概念を嫌ってるワケじゃなくってアンタらが盲信する神を嫌ってるの!」ってステキすぎ。
 マンソンのサイトに少し前まで『oracle(御神託)』ってページあって*1ソコにはメールフォームありマンソン様にお伺いをたてるシステムだったんだけど、まぁ50%がオチャラケ(マンソン様と寝たい!とか)あと30%が知ったかぶり(そのドラマトゥルギーは!とか)で、あと20%がマジ現状にムカついてます!みたいなん。で、マンソンは結構真面目に答えつつ辛辣なんだけど「ムカついてる」系にはなんかいっそ優しい返答を返していた。一応世界のマンソンファンが参加してる中でやっぱ「ムカついてる」系はアメリカのティーンっぽいのが多かったけど彼自身もそういう「ムカッ」と無縁じゃ決してなかったからのような気がする。基本にあるのがやっぱり保守的なクリスチャニティーへの反発。私も同じ「ムカッ」があるから解らんでもない。
 特に神道信者じゃないにせよ日本人「あんた!そんな事したらバチあたるよ!*2」って年長者から言われた事ナイ人ないんじゃないかな...私はソレがいちいち腹立つしアメリカの御都合主義なクリスチャニティーって多分同質の物のもっとウザイ類じゃないかと思う。神学的な考慮の結果じゃなくマジ何かを禁止する為に神さま使ってるような?
 だいたい神の名に於いて悪を殲滅するってブッシュはKKK+靖国神社あえて参拝する小泉は皇紀も知らない馬鹿右翼等々のトップが似合ってるつーかお茶目すぎ。

*1:今は多分もうナイ、つーかもうマンソン様今やそんな企画に手を染めるにはスター過ぎ?

*2:罰が下るって意