本!

 実は先週末というか一昨日、ベッドの布団を替えたのだけどコレが思いもよらぬ大作業だった。
 私は4LDKのマンションで暮らしている...ってソレは親の持ち物だし実質私が暮らしてるのはそのウチの6畳洋間なんだけどもうモノで一杯!本当にギュウギュウっていう感じなのは当初ココに越して来た時に父親が設えたシステム家具とベッドが部屋両脇を占めている所に私がコルグのデジタルピアノだのオーディオ系だの押し込んだからなんだけど、この部屋が本当にマジ「すごい!」と思ったのは1995の大震災の時。冗談抜きでウチ近辺って被害甚大だったのに私の部屋は嘘のように「そのまま」だった事。早い話大震災の衝撃をもってしても動きようがない位にギュウギュウってか?ってよりなんかオカルトっぽい"魂"みたいなの感じましたわ。
 そんな部屋で私の寝床は片やコルグのデジタルピアノ、逆側壁に沿っては本が積み上げられてい、岸田秀言う所の『胎内願望』めちゃくちゃ表出してるようなスペース。で、今回母親がほぼ強制的に「これ!」と買ってきた布団を入れようとすると入らない、っていうかその「本」を一旦移動させないと無理という事が判明したのだ。大掃除に付き物の失敗要因="内容確認"を一切せずとにかく本を部屋の外に出し、布団が入った段階でチェックしつつそれらを元に戻す時にちょいチェックしてもう絶対読まないと思える本は処分する方向で選別するというもの凄く前向きな姿勢。*1そこで一冊、物凄く謎めいた文庫本発見。タイトルは『殺しの儀式』で著者はヴァル・マクダーミドって何コレ...拾い読みすると拷問系シリアルキラー話みたいなんで通勤グッズに参加させた(で、今日ソコソコ読んだけど結構駄目そうかも)。
 ちなみに新しい布団、悪くナイけどなんか身に沿わないというか寒い。

*1:実は私としても『掃除』とか『整理整頓』はキライじゃないんだけど母親から言われてやる事になるというのがイヤなのだ