今朝は少し寝過ごして私鉄1本遅れてしまったけど大阪・梅田に着いたのはいつもより2分程早かった...コレはどういう事かと言うと、私は通常各停に乗っそのまま乗り換えせず50分程寝るというスタイルを執っているので1本の遅れなら西宮で特急に乗り換えたら追い越せるって事。
ところで同じスタイルのメンバーがまた毎朝乗る同ダイヤの私鉄鈍行にいる。春日ノ道から乗ってくる『ふぇりしも』はいかにも同名カタログで物買ってそうな感じで同じデザインのちょい配色や風合いの違う持ち物で地味目、だけどものすごくスタイルいい人でこの人は塚口で降りる、六甲から乗ってくる『ダメ』は小作りな造作顔に延々と化粧するけど全く変わらない上にたまにサンドイッチとか食ってる正にダメな奴、御影から乗ってくる『タクヤ』は顔は木村拓哉に似てるけどテイスト的には昔の工藤静香系ファッションの何してるか解らない人だけど席確保すると即寝る達人、あと夙川から乗ってくるのが『韓流』、この人はずっと韓国語のテキストを読んでる地味系（あとたまにココに加わるのが『事業家女史』＝いつも高そうな服にサングラス装着でめっちゃ細かい字でシステム手帳に何か書いたり携帯で誰かに連絡したりしつつ夙川で降りるから多分ブティックか何かやってそうなんでそう名付けた）...と、その鈍行の進行方向一番前の座席は兎に角嘘のようメンバーが定着、ハッキリ言って私は一番後続なんだけど乗車地点早いのでチャッカリそのメンバーに入り込んだ。実際私としても同性に囲まれてる宿命この席は眠るのに適していると思う−しかしそうした牧歌的な雰囲気は梅田迄でソコからイヤでも乗らなくてはいけない地下鉄・御堂筋線はそこそこラッシュ...なんだけど、私はこの新しい職場の仕事に慣れるより早くソコでたまに一緒になる『キレイな男の子』を発見した。
黒い樹脂(プラとかアクリル)系の狭いフレームの眼鏡をかけ、プルシアンブルー〜黒系のスレンダーなスーツに白地にダイスチェックかストライプのシャツ、そして常にノータイで第一ボタン開けてるのが彼のスタイルなんだけど、とにかく目立つのはキレイからだろうと思ってたしソレは強ちハズレじゃなかった→ちなみに私は仕事が忙しかったり仕入れ先やお客様んトコに直行とか続き夏場は彼の事忘れてたんだけど、10月半ば位、ちょっと仕事が落ち着いた段階で久し振りに彼を見るとマッシュルームカットみたいな髪型になっててしかし相変わらずキレイなので観察を始めた。
彼も阪急から御堂筋線に乗り換えて同じく心斎橋駅で降り、そしてクリスタ*1三休橋エスカレーターで地上に出て北上するのにまず付き合う(私はあんまり地下街好きじゃナイんだけど)ようになり、彼の事を考察するようになった...彼が美しいというか目立つのは小柄ながらすごく均整がとれた体つきの上、色白だから、そして私がたまたま見た「マッシュルームカット」みたいな髪型はカットの成果ではなく『セット成功例』とも判明。毎朝本当に髪型にバラツキがあるのは寝癖のせいみたい。そりゃそんなに髪伸びたり短くなったりしないわな...
そしてつぶさに観察するとこの人はオシャレじゃないって事も発見してしまう、例えば色白に黒っぽいスーツと白に薄い柄か柄無しっていうのはスゴくイイんだけれども、なんとキャメルカラーのベルトしてたり靴が明らかに合皮で変な茶色だったり、あと靴下がもうコーディネート以前の毛玉つきタルタルだったりとかだし...あと雨が続いた頃にエスカレーター出てさす傘がひどかった...ビニール傘とか折り畳みで骨一本折れてたりとか、あと柄がチェックなんだけどよくトランクスとかにある系グリーンのチェックだったりする。
しかし若い男の子でもいーかげん勤め人長くやってたらマトモっつーかブナンな傘、だから黒とかネイビーとかグリーンでもイイけどとにかく単色でしっかりしたの持ってるもんだけどなぁ...まだガッコ出てそんなに経ってないのか？でも毎日持ってるショルダーバッグかなりくたびれてたりする。かなり謎！
それはイイけど...ってか11月18日を最後にパタッとその彼に会えなくなってしまっている。
彼は多分久宝寺*2のどこか、多分靴関係の問屋(何度か靴箱の入った紙袋下げてるの見たことあるし、ノータイが結構通用するのが問屋)で働いているように思うから今・商繁期で早めに出勤しているんじゃないかなというのが私の推理なんだけど...もしもう二度と彼のキレイな姿が見れないかと思うとかなり残念。
