三ノ宮のサンプラザ２階にはオープンスペースがあり、今日も家族連れとかアベック(死語!)が憩いのひとときを楽しんでいたけどソコを眺める度に私はＹ君の事を思い出す。
あれはテクノ(ってエイフェックスツインズとかじゃなくとかクラフトワークとかＹＭＯね)とかスカ(マッドネスとかスペシャルズ)が流行ってた頃だから今から2４年位前、私はソコでＹ君にナンパされた...って言うか私は彼がナンパしてくる事解ったし一緒にいた友人もソレを察して「私目的なら貰うで」と退去したけど彼の目的は友人じゃなく私だったみたいで一人になった私が鞄の中確認するフリしてると声をかけてきた。何してるの？みたいな感じだったと思うけどとにかくイイ感じ、近くでお茶しつつ話するとなんと彼は私が１年で辞めた高校のＯＢの上、音楽の趣味もあうので驚いた。
当時彼は三ノ宮駅近くの雑居ビルのどう見ても住居用じゃないスペースに住んでてキャバレーのバンドでベースを弾いてて、夜私を送ってくれるのは250cc、なんかもう『カッコイイ』の一言で熱中！
その後私はまたアメリカに行ったり何やらで会えなくなるのも私が彼を『美しい恋人』と思い込む一助になったかもしれないし、帰国後再会した時はノイズとかニューウェイブの時代でまた彼から連絡があり一緒にイベントに出たりした（彼はギターも弾ける＋私はキーボード上等）あとその頃、私はバーでバイトしてたんだけど上がる位の時間に毎日電話してくれたのも嬉しかった...けど私には少しして別の男の子が出現したし、彼は彼で東京に行ったんでそれっきり！...なら寧ろ話としてキレイなんだけど２年前にイキナリ電話して来て「まだ家におったんや」って大きなお世話！
で、20年振りに会った彼は"見るかげもないってこの事やな..."って位太って厚かましい人だった...以降、彼からちょくちょく連絡有るけど寧ろ迷惑。10代の頃の私にチクッてやりたいよ、この結末をさ、って私が今のＹ君迷惑なのはルックスの問題じゃなく奴がイッちゃってる事。
昔っからアブナイ事ちらちら言ってたけど40代になって相変わらずってのはヤバいと思う、訪問してナイけど、多分奴は未だに住居用じゃないスペースで窓からオシッコしてそう。
