SHIKUROライブ/コーヒー

 最近抗鬱剤(パキシル)を服用するとお腹が下るように。
 昨夜は大阪ミナミのライブハウスに行く予約を入れており..言っても1時間とかからない..ケドお腹が下ると厄介なので薬を抜いていたのですが、すると…
 梅田から御堂筋線乗り換えの段階で「やっぱ帰ろうかな..」。通勤していた頃の事を特に引き摺っているわけではないのですが"わたしなぞが行こうが行くまいが"的な気分。コレが悪い所というかやたら仕事を休んだりしたのと同じ事。ライブハウスに予約入れておいてそれはどうかと。
 
 でも行って良かったです!(演奏については後ほど詳しく)偶々同席になった女性2名が気さくな方々で同年代の様子、"帰ろうか.."気分はどこへやらすっかりリラックス出来ました。"スタンダードとは?"とか"京都と神戸はどちらが遠いか?""PCよりスマホ!タブレットもあるよ!"等々...左画像左から高槻Lady・わたし・松浦眞九郎氏・京橋Lady。

 さて演奏ですが、そもそもは右画像の向かって左=秦野氏と右=松浦眞九郎氏によるセミアコースティック・デュオ"TUK-TUK"をSNS知人から「聴いてみ?いいで」と教えてもらい大阪日本橋のジャズ・バーで聴いたのが始まりでした。その辺の事は何度も書いていると思いますが、そのデュオにリズムセクションを入れてプログレッシブなハードロック/ターボエンジンかけたのがSHINKUROというグループというかユニット。
 前回も確か独りで行きましたが期待感と抗鬱剤服用もしていた為(?)そう緊張もしませんでしたが、昨夜はナイス女性2名がリラックスさせて下さったからか細かい所まで聴く事が出来、発見がありました。
 ..素人が何を言うか..ではありますが、わたしとて20年前迄はジャズのグループに所属していたピアニスト(採譜が出来るからいたような..)とはいえわたしレヴェルはリズム隊=リズムセクション。
 松浦氏から「15拍のファンクが新曲」と伺っていたので注意深く聴くというより拍数の展開に気を取られるのが元・リズム隊の習性..前回もおっと思った曲が3/4+4/4の混成リズム+ブレイクなのではないかと感じたり..素直に楽しめばいいではないか?でもそれがわたしには楽しいのです。

 そして感じたのはリズムセクションが入った事でギタリストの秦野氏と松浦氏はある種の自由を得たのではないかという事でした。
 ..NSTギターワークショップに参加し大いなる迷惑をかけておいて何言っているやら..ですが..でもデッサン力のある人に使う画材が増える事で表現の幅が広がるのと同じに思えるのです。

 はっ!
 画材といえばこれも同SNS知人が教えて下さった『画塾』ジョルジュのエッチングが途中の上に銅版代未納…これ去年の春頃の話…確か腰痛が酷かったかパニックだかで…その知人の師匠格にあたる先生だのに…まぁこうして世間を狭める…コレはギターと違い..あの..その..続きの準備はしているのですが。先生はカフェもやっておられる(本業はグラフィック・デザイナー)のでコソッとそちらに行って再開希望を申し出るか…ってわたしが決める事ではないのですが。

 そうそうタイトルにあるコーヒーですが、昨夜はションボリ・モードだったので大人しく温かい紅茶、いや紅茶はヘンかな、というので珈琲にしたという。砂糖x2+ミルクも入れてぼつぼつ飲んでいたのですが、美味しかったです。
 ただ、長いことコーヒーを飲んでいなかったせいかなかなか眠れませんでした。
 しかし音楽を聴くに於いてアルコールではなく珈琲というのは良かったかも?先日観た『レッド・ドラゴン』のオープニングでレクター博士が交響楽団の客席で"余りにOut of tune"なフルート奏者にイラッとくるシーン(右画像)がありましたが集中力は大切かと。だからといって殺して食べてはいけないですけれども…