断捨離!/ル・カレの難解"裏切りのサーカス"

 仕事をしよう!という意気込みは兎も角、お彼岸で墓掃除に行くと筋肉痛になる始末。あと3月26日は父の命日という事もあり(?)チョット前に「25日には掃除するからね!大切なものとかあったら片付けといてよね!」という無慈悲な通達が!
 確かにわたしは掃除をしないので家はゴミ屋敷ですし自室は樹海…これは妹さんがハムスターを飼っていた時、出張のおりウチにあずけた際の言葉であり猫にはテーマパーク・わたしには無問題です…
 ただ掃除機が嫌いなのと散らかすお二人さんがいらっしゃるので床に関しては箒と塵取り(右画像)使用。掃除機は最後の仕上げです。
 問題は大切じゃないものを捨てだすと本当にキリがないところ。大切だと思って置いていたものへの"ドコが大切なのか?"という根底的な疑念が湧き始めるわけでまさにバッサリ、断捨離とはこういう事を言うのかなと思う今日このごろです。
 ただドッサリあるピアノピース(楽譜)には"また始めようかな?"と、なり"じゃあ自室を片付けし難くしてるKORGのデジタルも置いておこうかな…アップライトを調律してもいいけど、近所迷惑だしな"等々、煩悩が…実際、アップライト(所謂箱型のピアノ・YAMAHA)は父のプレゼントですしインテリアとしてもイイと思うのですが音が大きいのが難。デジタルの方は音量調節も出来るしヘッドフォン使用可..etc,etc..バッサリ断捨離と言いつつ、なかなか。服や靴はテキパキと捨てられるのですが=そもそも手入れが悪いからゴミ。ただTシャツがなかなか…

 ところでゲイリー・オールドマン賞とったし最近のはもうプライムでなくなってるかな、と思いきや『裏切りのサーカス』が。しかしコレも邦題がヒドイというか原題"Tinker Tailor Soldier Spy"は確かに『鋳掛屋・仕立屋・兵士・スパイ』ですから長過ぎるかもですが、リズム感というか…何というかスグに「悲しみの〜」とか「裏切りの〜」とか昔の洋楽の邦題でもよくありましたがつけるのはちょっとどうかと。ただ鋳掛屋は解らないかな?仕立屋もイマドキ?
 さて内容ですが左画像がトレイラーの一部。この段階でわたしには無理なジャンルだと察知するべきでした(そもゲイリーの助手演じるヴェネディクトなんとかが苦手)。まして原作がル・カレと知っていたら…正直言ってル・カレのスパイ小説は大昔に『パナマの仕立屋』を読んでその展開に取り残されました。好きな人は好きなのでしょう。ハマれば面白い世界なのかも(実際この話もスマイリー・シリーズの1作とか)。
 ただ英国の諜報活動(?)…それも微妙に地味な部分がそんなに面白いのかというと個人的には謎。ダブルオーセブンとて原作イアン・フレミングで読むと難解かも知れません。あの解り易い映画ですら「一体何だったんだ?」と思う事もしばしば…クリストファー・ウォーケンが悪役で出てる『OO7美しき獲物たち(View to kill)』なんか100回位ヴィデオで観ましたが「どんな話か説明しろ」と言われたらウォーケンが可哀想だったレベルです。あ、タイトルトラックがDURAN DURANでした。後、ウォーケンのボディガードみたいなのがアフリカ系のあの女性アーティスト等々...

 そんなこんなで求職は先ず"職業訓練"からと考え中