生姜の進化/ウラジーミルといえば

 正直言って偶々芽と根が出た食べ忘れの生姜が育つとは思ってもみなかった所ですが、今朝水をやろうとすると葉っぱ(左画像)
 これは本気生きようとしているという意気込み!
 そろそろ重い腰を上げて大きい鉢に移そうと思うのですが、その鉢そのものが重いのでプラの鉢を購入しようかと考え中…それ位なら肥料を買ってやれよと思われるかも知れませんが、それがまた重いしウラジーミル一人では済まなくなるおそれ…
 わたし独りではあれ猫ーズが手出しする可能性が大きいしちょっと。

 ところでウラジーミルというとプーチン氏、レーニン氏が有名所ですが、わたしとしては矢張りウラジーミル・ナボコフ氏です。
 ロリータ・コンプレックス(ロリコン)という言葉は氏の著書『ロリータ』から派生しているのですが、ロリータというのはドロレスという名の略称で別に少女を意味する言葉ではありません。たまたま主人公の少女がロリータ=ドロレスだっただけ。

 このウラジーミル・ナボコフ原作の『ロリータ』は2度映画化されています。
 1度目はスタンリー・クブリック。時代が古い('60年代)事もあってロリータが物凄く少女じゃない(中学生設定が大学生のようだった)上あまりエロティックじゃないのでこれは如何なものかと…原作を好きな人にはおススメ出来ない。海外は青少年のエロに厳しいのでしょうけど、これなら作らない方がマシだったようにも。
 2度目は'97年頃、エイドリアン・ライン監督で、なかなか原作に忠実でした!(右画像)
 特にハンバート・ハンバート(ロリータに惚れるおっさん)役のジェレミー・アイアンズが適役。ロリータも若かったケド、原作よりは2歳程上だったような。でも充分中学生。
そうでなくちゃ…まぁ原作が好きな人は映画版はどちらもイマイチ?

 ジェレミー・アイアンズといえばS.キング御大の短編『1408号室』の中で"うさんくさい役をやる、例えば.."と名前が出ていました。キングは『ロリータ』を観たのかも?