「メイメイに」と胡麻団子を作ってくれた

 今日はバイト2日目。
 マスターは朝が苦手なのか無口…でもわたしに厨房の中の壁の拭き掃除も任命してくれた。

 以前バイトしていた中華屋は出前があり(というか殆ど出前でもっている感じ/それも本家=田岡邸のガレージと宿舎)少量のはわたしが行ったりしてたけど大量のはマスターがバイクで行く。よってその間ウッカリ店に来たお客さん(っても近所のこれも本家の宿舎のメンバー・偶に一般ピーポー)にわたしは料理を出さなくてはならなかった。
 その店のマスターは割と偏屈ながらハナからわたしに料理を説明したり作らせたりした(…賄いは「自分で作りや!」だった‥)ので本当に勉強になったケド、自宅の火力では炒飯などとても再現出来ないし、酢豚のタレなどとてもとても。一度「三ノ宮の中華街行く事あったらコレ買うてきて」と花火みたいな謎のしろもの=山査子フレークを頼まれた事があり「砂糖はアカン」との事だったけど家でそこまでしようとは思わなかった。あと叉焼の漬けタレも謎だった。でもスゴク美味しかった。

 と、前の所そういう感じの店でしたが、今回の店はオープン前の30分は掃除→後はお客さんの応対と洗物、あんまりズカズカと厨房に入る必要もなければお客さんもソコソコ来るので立ち位置はカウンターの外。
 そういう訳で、厨房内のタイル貼り部分の拭き掃除であっても任せられたのはちょっと光栄かと。

 そんな今日は大阪の事務所から呼び出しがあったので先日から気になっていたメニュ表の事をマスターに‥食べログのステッカーを貼っているのはいいけど(概ね好評)そこに"メニュ表が汚い"という指摘があり、わたしもコレはと思っていたので「今日は大阪に行くのですが、デザインの仕事場なのでこういうファイルはありますから持ってきます。その理由は『食べログ』に‥」。
 マスターは「そんな!お金払う!恥ずかしい!」と仰有りましたが、まぁ処々の事情を話すのも面倒なので「メイメイ(妹)の事務所だから」と言うと"以前は奥さんとやっていたが体調が悪くなって手が廻らない"な話を。偶々電話した時にいたし、面接の時にいた女性は若しかしたら娘さんか知り合い?

 で、今日も1時、洗物をしようとすると「今日はサービス、ナザチャンは大阪!」との事。で、やはり賄いを食べないのか、とちょっとムッとされていたので「月曜日に雲呑を頼みます」というと頭をかく仕草で笑ってた☆
 
 後、注文もはけたのに何か作ってると思ったら「これ、メイメイに」と胡麻団子(画像)を!
 わたしはあまり甘い系は食べないので胡麻団子も初めてだったけど、さっき1個食べてみたら揚げ油の味がとても美味しかった。餡は普通の小豆漉し餡でしたがちょっとビックリしました。明日、母にも持って行ってやろうと思います。

 こんな感じで新しいバイト先は好調なスタート。あとメニュ表に表紙が無いので作ろうと思っています。