野望‥

 白亜森どののブログで昨今ラヴェルを言及されていてわたしもラヴェルとの出会いを思い出しました。始めは『古風なるメヌエット』難曲でした!でも美しい。で、何が「野望」かというと‥
 まず子供の頃、マイ父は未だ文化住宅だった頃ピアノを購入し、わたしにレッスンを受けさせました。ボンクラな子供のわたしはそれがイヤでイヤで仕方なかったのですが「おやつ」がもらえるので通っていましたが拷問でした。4歳下の妹は「ピアノ?いやだね」というスタンス、で、バレエ教室に。
 なんと父は娘タチを「タカラヅカ」に送り込もうという「野望」を抱いていたのです!
 いくら音楽やバレエの素養があっても本人達にその意志がないとタカラヅカ志望しないです。だいたいそんな野望を抱いているならハナからそう言えばいいのにそれもなかった。っていうか‥ルックスとかスタイルとか‥
 でも、ムリヤリとはいえピアノのレッスンを受けさせてもらい、楽典や音楽の素養が身についた事は感謝。音楽を理解し愛するチャンスをくれたのは父の財産です。