シルビア・クリステル主演となると‥


 マンディアルグの小説「余白の街」も、映画の「夜明けのマルジェ」どっちも好きではあるけれど、「原作」と「映画」が違うにもほどがある!
 原作も映画も主人公が絶望感のあまり(そういうことがあり)バルセロナ(映画ではパリ)の売春婦を買ってよりいっそう心が落ち込んでいくような感じの話なのですが、映画の方は主演がシルビア・クリステルということもあり、ものすごくテイストの違う話になっている。
 ちなみに原作「余白の街」はゴンクール賞をとってるらしいですが、けっこうダルい話です。わたしは好きで何度も読んでいますが。