部屋片付けたった/おそろしきゴミの量!

 実のところ、子供の頃から長女で思いっきりヒイキされて甘やかされたわたし vs. なんとなくわりをくっている感じの妹、という感じ。わたしには絶対一人暮らしはさせてくれなかった(っていうかわたし自身したくなかったし、アメリカに行ったのもあんまり嬉しくはなかった)けど、妹が「私は京都の大学に行くし、一人暮らしさせてくれ」と言った時にはオッケーが出ました。わたしも父に助言しました。通うの大変だろうしさ、とか。
 その時のことを、わたしはずーーーーっと”わたしばっかりヒイキされて、そりゃいやだろな、ここは姉として一肌脱ぐか!”という気でいたし、オッケーを出した父には”やっぱ妹は出してもいいんだな、わたしは可愛いからダメなんだな”とか思っていました。しかしそうじゃなかったということがここ最近、判明!つか、わたし、バカですね。
  父が胃と肝臓の癌、ステージ4と判明してから、かれが一番頼るようになったのは妹でした。
 確かにわたしなんて取り乱して鬱が‥とかいって何の役にもたたないし、わたしが悲しんだり泣いたりすることというのはまったく父のためではない。 母もパーキンソンでどうにもテキパキ何かが出来るわけじゃないし「もっと早くに病院に‥」とか今更なことを言うばかり。その点、妹はしっかりと「父の苦しみ」や「父のこれから」を考えている。

 昨日、妹とお昼にいろいろと話していてそのことに気付いたわたし‥なんてわたしってバカというかアホったれというか自分のことしか考えてないというか‥そこで妹が「で、さー。私、神戸に引っ越そうと思ってて〜」と言うのでビックリしました。引っ越すもなにも、ウチにはちゃんと妹の部屋もあるし、あと一部屋寝室だってあるし‥でも‥でも‥妹の部屋、いまんとこわたしの物置になってる‥ 「ちょー!アンタの部屋、片付けるから家に帰ってきたらいいやん!それに、そこを書斎とゆーかクロゼットとかそういうのにして、和室を寝室にしたらいいやん!」と、言うと「いや、ずっと一人暮らしやったし荷物多いし、それに生活音が気になるしさ」とのこと。そして「そう思ってくれるんやったら、まずアンタの部屋片付けや!」という辛らつなお言葉も。

 まぁ、それはともかく、今日、妹の部屋を片付けました‥っていうか、そこにあったわたしの古着やゴミ系雑貨を捨てたということなのですが、ゴミの量にビックリ。どう考えても、もう着ない服の多さ!それをずっと「まぁ、そのうち」って置いていた自分に呆れました。
 明日、妹が帰ってくるらしいので、それまでにピカピカにしておいてやろうと思っています。