地球の歴史/惑星の風景


 最近、太陽系の惑星について(その中心の恒星たる太陽も含め)いろいろ調べているのですが、面白いことがいっぱいで頭がパンクしそうです。
 ↑上画像は、火星。なんとなく地球のどっかのように見えますが、全然違うんですよね。まず大気に酸素がないし、温度がたしか-120度とかそんなんだったハズ。違うかな?‥とにかく地球人がポッと行って暮らせる環境じゃない。

 あと、わたしとして一番ビックリしたのは、地球の大気が今のよう「酸素&etc,」というコンディションになったのがほんの最近‥と、言ってはいいすぎですが‥だということです。
 45億年余の歴史のうちほぼ80%以上が「二酸化炭素」の惑星だったし、あのいかにも大昔という感じの恐竜たちの時代に至るまでも恐ろしく長い時間が必要だったと思うと気が遠くなります!
 地球全体の歴史からいったらジュラ紀なんて最近。

 そしてわたしという人間が、ジョルジュという猫と暮らすこの現代も、奇跡のような偶然の集積。
 リボンで必死になって遊ぶジョルジュにとって、その奇跡はしかし「必然」というシンプルなものなんだろうな〜と思うと、かれをうらやましく感じます。面倒くさいことなんて知れば知るほど鬱陶しいし。
 でも、二酸化炭素の惑星だったころの地球って、どんな景色だったのか興味あります。
 もしかして‥と思うのが、S.クブリック『2001宇宙の旅』で、ボーマン船長が辿るたびは外宇宙ではなく「過去」なのではないか、ということ。
 サイケデリックな色合いの地質のようなシーンがありますが、あれはもしかして太古の地球なのではないでしょうか?

太古の地球、っていってもたかだか45億年、宇宙の歴史からしたら、これも「最近」なのですが。