グールドのハッピーハウス


 近所にあるお稲荷神社にわたしは毎日、お参りしているのですが、そこに、猫がいます。
 今いるのはトラの"グールドさん"と、あと、近所から遊びに来ているベージュとブチの3匹。画像はグールドさんです。 何故この猫をグールドさんと呼んでいるかというと、若い頃=歯があるころ、本当なら美味しいはずである燻製やペーストを食べず、カリカリばかり食べていたから。
 そのどこがグールドなんだ、というとピアニストのグレン・グールド氏が偏食で幼児用のビスケットとミネラルウォーターを主食にしていた、というところから。
 そんなグールドさん(ただし雌)と出会ってから、もう17年たとうとしています。猫としてはかなりの高齢だと思うのですが、今でもわたしが神社に行くとテケテケ走ってくる。
 しかしそのサービス精神は八方に向けられていて、わたしとも顔見知りの熱狂的猫ラブのお姐さんから、この冬はこんなハウスを貰ったもよう。
 よかったね、グールドさん。