貧しい差別意識/アメリカンヒストリーX


 実はとても恥ずかしいことですが、わたしも某右翼団体の相談役だったことがあります。 街宣や左翼的集会に乗り込んでいって論破する、みたいなことをしていました‥  しかしこの映画の主人公たるデレクと同じく「実は汚い」存在のあり方に気付き、脱退。
 どういう思想であれそれを信じる、或いは思考の根底に据えるのは自由ですが、そこに平等かつ客観的な視点がないといけないだろうと思ったからです。 しかし、それがなかった。 単なる弱いものイジメというか、自分よりなにものかを「下」とみなしての、それ、は、おそろしく幼稚なおこない。
 恥ずべき過去です。