2011-09-12 こんやは15夜だったので 猫 詩 子供のころのジョルジュの詩を翻訳します 未明の始発駅 濃厚な柑橘臭を漂わせる 未明の始発駅で ぼくはぼんやりと夢にみる 窓越しに眺めた弱弱しい雨 もしくは 薄緑に揺れる 生臭いラフトをいまだに届かない 恩赦の通知を待ちながら うつむいて