藤原喜明


 藤原喜明は地味なレスラーだ、というか「だった」。
 昨今では色物っぽい扱いが多いしどっちでもイイ感じだけど、嘗ては関節技のガチとして有名だった。そんなガチっぷりに惚れていました。
 小学館から出ていた『藤原喜明のサブミッション読本』というガキ向けの本に、彼がカール・ゴッチから伝授されたサブミッション(関節技)をメモったイラストも掲載されていて私は本当に深い感銘を受けたものです。
 デッサン力がある=絵がうまい=技をイメージで納得している‥最強です。
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 そんな彼が弟子にあたる前田日明に負けた試合を私は覚えているのですが、しかしどう考えても藤原が負けてやったとしか思えない試合でした。
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 なんで今更その試合を思い出したかというとヒロン君の紙ロボプロレスを何度も観てのことです‥デザート、どう考えてもブルーに勝っている試合なのに終盤いきなりブルーの技を受けてやっているとしか思えない‥そう、藤原が前田に負けてやった試合のような空気が濃厚なのです。
 ヒロン君がどういう理由でブルーを勝たせたのかその辺はオーナーである彼の胸三寸だとしか思えませんし、私はデザートを応援するつもりです。
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 画像は藤原とスーパータイガー佐山との古いやつだけど、寝技に持ち込んだら藤原に勝てないという‥つか佐山なんて弱過ぎDAYO!!!!!!