吉田戦車『伝染るんです』

 吉田戦車の『伝染るんです』っていうのいはBigコミック・Spiritsに確か'80年代半ばに掲載されていた4コマ漫画です。適当にググッてみて頂きたいのですがソコに出てきた1キャラが斉藤さん。多分カブト虫なのですが浪人生活の後、これも多分ですがかなりしょうもない大学に入学し‥と、吉田戦車の漫画の筋を語るというのは不毛なのでここらで止しておきますが‥
『事件』気分はすっかり斉藤さんです!
 事件というのは先週末、ma chereジャギュア師匠とのおデートのときです。いつものよう「どうしてました?」とのご質問に私が「なんか調子がよくないのは鬱病だったようで最近心療内科に通って安定剤や抗鬱剤を処方されていて‥」と話すやそれに続く"ちょっとものの考え方が変わってキマシタ"という言葉を遮り師匠は「そんな!貴方が鬱病だなんて!今も薬をのんでいるのですか?」「いえ、あんまり薬とか呑みたくないので仕事の日以外は‥」そう、私はすごい酒呑みですし薬にはすぐ耐性が出来てしまうので休日はなるだけ呑まないようにしていますし、その日は土曜でした‥「それならいいですが。僕は無表情な貴方が好きなのですからそんな薬なんて止して下さい」。まぁ一事が万事浮き世離れした発想の永遠のお坊ちゃまたるジャギュア師匠の言う事ですから腹が立つ所か大いに可笑しかった‥そこで思い出したのが『伝染るんです』の1エピソード。そう、斉藤さんが大学に合格した事に関してお母さんが大家さん(斉藤さんは大家さんの家の庭の樹に下宿してる)にこんな手紙を!→「前略 私は明るひ息子はいやなのでございます。お願ひです、大家さんのお力で斉藤をもとの沈みがちの子にお戻し下さひ。斉藤の母より」漫画ではこういう手紙を読んでる大家さん、ハッと気付くと斉藤が肩ごしにそれを覗き読みしてていつものようぶぶぶ‥と大泣きしながら飛んでいくのですが‥