Cole Porter/Songbook

 私にとってのジャズは99%オリジナルしか演らないホレス・シルヴァーが基本なのですが、彼を同心円として色々聴くウチに好きなスタンダード曲ってディーツ&シュワルツ、或いはC.ポーターだと気付いて以来ヴァーヴから出てるカレのソングブックシリーズは集めています。こういうコンピ物はマニア人からは邪道扱いされがちですが、でも、思いもかけないセッティングに出会えるのも事実。例えばこのC.ポーターのブックで"What is this thing called Love?"‥あの解り難い曲をC.パーカーが自身のビッグバンドと演ってるのが収録されてたりとか。凄い名演です。そしてソコからバードの古い音源辿ったり云々、って人もいるだろうしコンピ物は馬鹿に出来ないと思います。