お盆も過ぎたし暦の上では秋。そろそろ涼しい音源を、と思い少し前からジャパンの事をと考えていたらttnbeさんに先に書かれてしまいました。しかし、私にとってのジャパンはこの1stだけなのであえて。このアルバムをリアルタイムで買った私は付録で貰った大きいポスターとの違和感に結構悩んだものです。ハッキリ言って私はキレイな男の人＝バカという偏見があるのですがD.シルヴィアン氏はすごくイイ事言うし音楽もパンクに比べたら(同時期です)凄くイイし、で。そして"Don't rain on my parade"には同情。確かコレはミュージカル『アニー』の曲と思うのですがシルヴィアン氏の歌にはなんとはなしに実感が籠っていて。私みたく「男のくせにキレイ＝馬鹿」という偏見持った馬鹿から散々なあしらいを受けてきたのでは、みたく。でも才能あるからいいじゃんと思いマス。しかし！そこ迄感情移入したジャパンですが2ndの"OBSCURE ALTERNATIVES"であっさり撤退。あまりにもタイクツ。以降ジャパンというかシルヴィアン氏で買ったのは"THE NIGHT SHIFT"の12incシングルのみ。確か"TIN DRUM"の頃と思いますが、これはかの有名な映画『愛の嵐』へのオマージュでそのまんまな感じの曲。ちなみにこの映画、邦題やイメージ映像でよく使われるC.ランプリングのアレからするとサゾカシ愛の嵐なのかなぁと思われるかも知れませんがそういうんではないです。すごくヒンヤリした映画です。
