幻想

 さて、昨日のid:shibayohさんのコメントには本当に感じ入った。まさに今漸く客観的に『結婚』を考えられるだけの選択肢が指し示されている事から、本当に『結婚』という形態を選ぶ人にはそれなりの覚悟があってしかりだと思えるのだが実情はそうじゃない。一応戦後の民主主義教育もあり「家父長制度」は殲滅されたというかそういう事言うとヤバイという論調が浸透したのはイイが、さて、そこで女が自立したかというとそうでもない。シバヨーさんが書いているよう、未だに女は「嫁」とか「娘」というカテゴリに括られたままだ。そうじゃないく「個別の」女としての生き方を確立しない限りいつまでも女は男の幻想に従うしかないと気付くべきだろう。そうしない限り家父長制度は存続する。たいていの男が甘くてスイートな夢を結婚に対して抱いているという事もシバヨーさんさすがである。まったくその通りだ。大いに夢は壊してやって欲しい。男は基本的に幻想でしか生きる事が出来ない事を思うとチョイ気の毒だけどね‥子供が本当に自分の子かどうかも解らないんだから‥そう思うとid:temjinusさんの周囲のオトコ達が簡単に子供を捨てる事の方が自然かとも思える。そうなって女はもっとシッカリするみたいだし。基本的に日本でももっと女がしっかりすべきだろう。『死して屍拾う者なし』でいいじゃん、って思う。でももし子供がいたら‥きっと私の人生の中心は子供になりそうだ。そうなってもこんな事言ってられるだろうか?あの帰宅時電車で一緒になるベビーカーの赤ちゃんみたいなんが私の子供なら私はもう子供の事が気になって仕事なんて出来ないように思う。逆に言えば子供がいないから仕事命!なのかもしれない。なんかかなり私は情けない感じダナ。