ジャパン

 ジャパンっていうと私でもあの眼鏡かけたおっさんがイメキャラとして自己主張してるディスカウントショップを真っ先に思い起こしてしまうんでカタカナ表記は良く無いか...じゃJAPAN!...ちょいマシ?...とりあえずココで私が語ろうとしてるのは1978にデビューしたイギリスのバンドの事です。日本デビューはパンクより早かったと思うけどその辺が微妙だしパンクが浸透した当時に彼等の音楽が正当に語られたかというと結構実は語られたように思う。と、いうのもパンクロックが結構「ちゃちい反体制的」だったのに対してJAPANは違う!...みたいな考え方を『ロッキン・オン』というか渋谷陽一が表明していたからだ。当時その雑誌や編集長の彼はかなり力のあるイデオロギー操作機関だったし、JAPANのVo.でリーダーのD.シルヴィアンは当時としてはラディカルなジェンダー論を展開していたしある意味『サブカル』みたいなのの先駆けかもしれない。でも私にとってJAPANはエロチックな音楽をやってるグループでしかない...コレは最高の褒め言葉なんですけどね。特にファーストの"Don't rain on my parade"なんて最高!こんなアホ臭い曲もJAPANがやるとSexPistolsの"God save the Qeen"以上にアナーキーです。「とにかく俺様のパレードに雨降らすなんて邪魔すんじゃねー!」ってコレ確かブロードウェイでロングランのミュージカルの曲なんですけどね。アニーだっけ?