ブライト・ライツ・ビッグ・シティ

 このJ.マキナニーの小説の導入部が紹介されたのは今から20年以上前の『ブルータス』誌上だったと思うけど当時スゴク感動した覚えがある*1。それからこの全編が単行本で出版される迄結構時間がかかったように思う...と、言うのもその『ブルータス』に掲載された部分のデザインと単行本のデザインには凄い開きがあったし作者のJ.マキナニーの画像がこれまたださださ+内容と来てはもう「冗談はよせ」...つーか主人公のダメっぷりが当時の私にソックリでシャレにならない嫌さ。こんな話かいよ!って!
 で、今日はナロンエースもイイ感じで効いてますし久し振りに読んでみましたがやっぱ嫌でした。地雷踏んだとも。文庫なら捨てる勇気も...

*1:翻訳は高橋源一郎で私はコレを切っ掛けに高橋源一郎って偉い人かなと思った