ストーカーのいろいろ・被害編

 私が本格的なストーカーに煩わされたのは10年以上前の事。
 基本的に『昼間』に電話かけてきて『おそろしく下品で猥褻』な事を『怒ったような声で一方的に言う』というスタイル...それだけなら「イタ電じゃん」って感じだしウザいだけだったし私も馬鹿にしたような応答してた、すると相手は「今日は××柄のワンピースで×時頃出かけてたやろ!?」といった事言い出したしコレは怖かった!
 で、警察に電話すると「まぁ実際何かあったら」って民事不介入ってヤツですわ、何かあってからでは遅いって発想もストーカーって言葉もまだなかった時代とはいえアンマリっちゃアンマリ!私くらい強気な女子でも本当に突き放された気分になった事を思うと弱気な女子の絶望やいかばかりか...って関係ない他人の事まで心配したりなど。
 そこでスタンガンとアーミーナイフを携帯するようになった私に男の友人達は冷淡だった。
 「本当にヤル気ならとっくにやってるしイタズラやって!」
 「相手死んだら過剰防衛やで!」
 「そういうの銃刀法違反ちゃうか!」
 ...etc,etc "オマエらそーゆー事言う前に私を守ってくれませんか!?"と思ったけど、実際すごい下らないキッカケでその謎の相手からの電話はピッタリと終わった。
 それは、その謎の相手がいつものよう下品で猥褻な事ガナってるトコにキャッチが入り、ソコで私が「あ〜ちょっと待って、キャッチが入ったし」と言って回線切り替えた事、キャッチで入った友人と「今また例のヤツでさー」とか言いつつ飲み会の相談して切ると謎のストーカーは電話切ってたしそれ以降音沙汰なし。
 その時私は「イヤガラセする奴ってまともに相手されると照れるのかなぁ」って思ったしずっとそう認識してたけど、今回このインシデントを回想して全然違う可能性を発見。
 当時私は夜三ノ宮のラウンジでバイトしつつ日中はその頃知り合ったジャズピアニストの影響で下手っぴジャズを練習してた+ウチ近隣はジャズやクラシックの演奏家が多い=もしかしたらそういう人達の誰かが私の下手なピアノにキレてそういうイタ電でウサを晴らしていたとか?実際、私しか家にいない時間にしかイタ電かからなかったし近所の人なら私観察出来るし?
 あと実際被害っちゃ私の傘だけだし(雨の夜、外に出してたら無くなったんだけど)やっぱご近所さんって気が...って今迄そういう可能性考えなかった私ってかなり間抜けかも...そりゃストーカーからも愛想つかされるわな^^;。