2005-06-03から1日間の記事一覧

サド

サドは実際アバンギャルド。今でいう鬼畜系というか「ヒトが心の中で思う事は止められないんだよ!」を当時から実践してたんですからかなりの物。私がキッチリ読んだのは『悪徳の栄え』で妹の方の『美徳の不幸』は無視。ちなみにパゾリーニ監督による『ソド…

マンディアルグ『余白の街』

その点マンディアルグは純粋な詩人です。同じスペイン内乱時でもバタイユ『空の青』に対してコレ『余白の街*1』。すごくいい書物です。あと短編では『サビーヌ』がいいかな。しかし、そんなマンディアルグも『塔の中の英国人』という作品アリ。もしかしてこ…

バタイユ『聖なる神』

バタイユをシュルレアル括りで語っていいかどうかの問題はあると思いますが同年代という事で。まず始めてバタイユを読んだのは角川文庫の『マダムエドワルダ』、今書店にあるのは表紙絵=池田満寿夫で本文中挿画ナシというヴァージョンですが初版では表紙絵…

イレーヌの‥

今日シュルレアリズムの事書いてるのはid:temjinusさんの所ですごく懐かしい本に関する記述があったからです。「ル・コン・ディレーヌ」かな?私はフランス語解らないのですが「あー!」。コメントにも書きましたが本当にこの本に関しては「読んだ事あるわ」…

シュルレアリズム

私とコッシャンがシュルレアリズムにハマッたのは小6の頃だったと思う。とにかく私たちは競ってカッコいいものを探していたし「大人」になりたくて仕方なかった。何故って子供でいると大人から偉そうに言われるばかりで面白くなかったからだ。しかし今考え…

シュールな思い出(蒸し暑いな!)