お姫さまたち

 一昨日の午後、我が家はファンタスティック映画祭でした(左画像)
 ピュグマリオン話がよく出来ているせいか、文学でも絵画でもそういうテーマは多々あるのですが、女性が男子像に恋をするというパターンも。ポール・デルヴォーにもあったケド(まぁこの人は女性・それも概ね全裸・皆同じ顔、しか描かない=男性は脇役でテキトウだから当然?)音楽ではジョニ・ミッチェルの名盤『Ladies of the Canion』に収録されている"BlueBoy"という曲がそうでした。
 さてこの『マネキン』は先ず主人公のジョナサンが造った(多分バイトで)という事なので正にピグマリオン話なのですが、話の展開が早く'80年代色満載のコメディタッチ。コレ最近出来たWOWOWシネフィルというチャンネルでやってたのですが、続いて何か観ようと思うとWOWOW本家で『シンデレラ』それもディズニーの古き良きアニメーションをやっていました!
 この時代というかピーター・パンまでくらいのディズニー・アニメの何がいいかというと"顔がキレイ"でしょうか?ただ主人公レベルの人々限定なのですが。あと、動きが何ともいえず優美。それは細かいセル割の為だと聞きますが、わたしが子供の頃にTVでやってた漫画とは格段の差。一番好きだったのはバンビでした。
(続いてシンデレラ実写版でしたがこっちは観ず。童話ものの実写版、それが原作に忠実であれ「いやその話は結構です」的な?ケイト・ブランシェットが継母役というのが何とも心惹かれる所ではありましたが…)

 我が家においで頂くにおいて「シンデレラ城に行くんですよ…」といらざる事を言ったわたしが悪いのか、ロルは外にこそ出ませんが、割とワケの解らん自由奔放さでいろいろ活動。昨日などバスルームの入り口でじーっとしている、何してんだと思うとヤモリを監視中でした(右画像)
 暖かくなると…まぁジョルジュがやたら狩りをしては持って帰ってくるので興味深いのかも?
 まぁ好きなようにして下さい…がわたしの対猫法案というか。自分自身が一匹狼ならぬ一匹独居老女なので好き勝手しているからには無理矢理同居人にさせられた猫ーズにも『ご飯・寝床・一切の自由』を確約するのが精一杯の誠意と思う所。
 ただ蒸し暑くなってきたからかわたしの寝床を占拠するのは…つか何を踊っているのでしょう?猫又になるには早過ぎると思いますが…
 ↓フリーダムなロル