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今日もまた涼しかったので、ちょっとノスタルジックな気分になって『Hellraiser』のヴィデオを観た。
これは、すごくいい。
原作者のクライブ・バーカーというひとが、もう、とにかく天才なので本当にどうしようもないのだけれど、特にかれの手によるこの『1』がなんともいえず美しく、ドラマ性も豊か。
「痛み」と「快楽」、そしてあらゆる感覚を味わう欲望とは‥
ハードロックが好きなひとには『3』がオススメ。サウンドトラックも名曲揃い。
わたしは『1』のクリストファー・ヤングのサントラが好き‥ とても神秘的で。
★神を冒涜する魔道師
それはともかく『5』あたりからどうしようもなくなってくる(それでも凡百の駄ホラーよりはいい)んだけど、まずこの映画に出てくる地獄の魔道師のデザインが秀逸。
バーカー氏は絵も上手いのでかれがイメージしている奇抜なデザインがダイレクトに表現されている(彼のクリーチャーデザインの奥深い独特さは『ミディアン』で味わえる。もちろん、これもかれの映画だ)。
同じことが小説にも言えて、本邦デビューの『血の本』シリーズという短編集は怖いだけでなくエロティックでもあり美しくすらある。もちろん笑いも。
しかし、このまま涼しくなったらいいなぁ‥