私がマガジンというバンドを知ったのは実に幸運な偶然のせいだったよ。
17才の夏、デンバーに留学。
その初めの1週間、泊めてもらっていた若い夫婦の奥さんの兄弟が"WAX-TRAX"というインディーズレーベルの主催者かつプロモートもやってるマイクって人でさ。
「明日、マガジンってバンド来るんに招待したるわ」ってことに。
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実はそのとき迄、私はマガジンを知らなかったんだけど、一聴、気に入りました!
確か"Because you're frightened"に始まった内容は、時期的に考えても彼等の『Play』というライブ盤とほぼ同じものだったんじゃあないだろうか?
攻撃的なようでいて、実はひどく醒めたところがあって。
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以降、全アルバム聴いてみて驚いたのは、どっちかというとギリギリパンクの時代に出てきたバンドだというのにその1stと2ndにある得体の知れなさ。早いハナシ、演奏が滅茶苦茶上手いのだ。
特にギターのジョン・マクガフとベースのバリー・アダムソン(...キーボードだって上手いんだが、地味..)。
マクガフはサックスも吹くんだけど、録音はともかくライブはどうしてたんだろう‥と思ってたらYouTubeに画像が!
‥サックスを吹き終えサッと背負いギターを‥なんとまあ!↓観たって!
◆ MAGAZINE"Feed the enemy" ◆
(ちなみに私がデンバーで観たときにはもういなく、元ウルトラボックス・ロビン.サイモンズだったんだが。)