花梨酒の別世界

  メレ山メレ助が梅の盆栽を眺めながら梅酒を楽しんでいる。
 なんか楽しそう‥こりゃ私も! 
 と、いうので私も長年封印していた『かりん酒』を台所の下の奥から取り出してみた。
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 「やっと捨てる気になった?」と、母。
 マイ・マザーは果実酒のロマンが解っていない‥この『かりん酒』を私がどんな思いで寝かせてきたか‥つか5年程忘れてきたか‥
 そしてついに。 
 ひと口飲んでみると既にアルコールはとんでい、なんか漢方薬のような味が!
 これは何か凄い薬効があるかも、と思いましたが「じゃあ捨てるよ?」というマイ・マザーの一言に頷きました。
 私はもう冒険をするトシではなくなっている、ってコトですね。