マーク・アーモンド/12Years of tears

 『涙の12年』。スゴいタイトルです。そりゃSOFT CELLでデビューした時は私とて"いかがわしいやっちゃな‥"と思いましたよ。衆道の国・アイマイな日本の私ですらそう思ったのですからイギリスではさぞかしだったかも知れない。だったかも知れないケド、デビュー12周年(このハンパさは何?干支進法か?)の記念コンサートをThe Royal Albert Hallで開催したマークの気持ちは日本人的にいうと「遂に紅白に出た!」みたいな?だとしてもこのタイトルの直球っぷりはマークにしか出来ないと思うんだ。偉いよ‥出世したね。
 問題は「Something's gotten hold of my heart」。先日id:nigellanoireさんのエントリで本来コレを持ち歌にしてたジーン・ピットマンが亡くなったというニュースに「マーク・アーモンドと...」とあり忘却の彼方にあった奇妙なPV思い出しましたの。この曲のマーク初録音は『Stars we are』という大名盤なのですが、このコンサートでも歌っててそれがもう大熱唱!アルバムの方は普通に歌ってますがライブコンサートでは"then you came my way... "の部分で♪...then you! you! you!you came my way〜って思いっきりタメるのが演歌調、それもバックコーラス付きです。あとシャンソンの名曲『行かないでne ma quit pas』歌ったり、マーク、日本人にウケないでいるのがナゾです。ジェネPとバタイユがらみのイベント(なんだそりゃ)開催したりしてるの生田耕作が言及した事が災いしたのかも知れない。