レンタルといえば=貸し本屋

 音楽は待ちさえすれば‥で思い出したのが『貸し本屋』です。ウチの近所ではなんと10年前迄『貸し本屋』が存続していました。子供の頃には祖母の煙草屋の向かいにある『みどり書房』という貸本屋のおばあさんが毎月『スクリーン』と『婦人画報』をウチに届けに来てくれてい、あと少年誌も扱っており『ぼくら』とか『少年画報』とか当時未だあったように思う。そしてマイ初恋のひと=タイガーマスクは『ぼくら』に連載されていたような‥いちおうウチは上得意だったのでふろくの「タイガーマスクのマント」貰った覚えがあります、情けないくらいショボいポリ製だったけど私は嬉しくてソレを装着して近所のガキと遊んでいた事を覚えています。当然の事羨ましがられました。あと巻頭カラーページに「虎の穴」の図解が‥今でいうランニングマシンみたいなのが崖っぷちに設置されてて「ちょっとでもゆだんするとどくへびのあなにおちるのだ」と書かれていてすごく怖い思いをした事も。タイガーマスクこんな訓練を!‥それも無理矢理?‥と幼稚園児の私は真剣に恐怖しマイ・アイドルを追跡するMr.エックスを脅威に感じたものです。実にセンダンは二葉から芳し!馬鹿でしたね‥子供の頃から。ちなみにこの後ウルトラマンに傾倒した私は何故か常時ヘルメットを被ってい、今見ると革マル派シンパにしか見えません。でも本人は地球防衛軍のつもりでした。もしかして初孫の私、叔父や叔母からオモチャにされていた?と、いうのもヘルメット被ってオモチャのエレキ弾いてる写真もあるからです。ああ‥なんたるお調子者!