F社向け企画

 かなり鬱陶しい事に部長の「怒り」は継続する。粘着質なことアンビリーバブルなレベルなレベル。と、いうか私に反撃されると一瞬タジタジとなってしまう自分に腹立ててもいるのだと思う。よって今朝はかなり陰険なムード。でも私としては仕事するしかないので懸案のF社向け企画書を作成。こういう時、妹がいればムクレているアホッタレのご機嫌をとってくれるのだが‥とはいえ放っておけば自分で醸し出した「陰険ムード」に耐えられなくなるのも部長の方。「それにしてもさ‥」って何がどうでソレニシテモなんだよ!という位唐突な枕振りで差し障りのない話をし始める。私はそもそも午前中はお腹が空いてい「早くお昼にならないかなぁ」程度の事しか考えていないから普通の会話が始まる。そして今朝の部長は漸くイソイソと私の傍にやって来て企画書を見てニコニコ!この段階でニコニコするのは時期尚早と言えるがそんだけこの程度の「神経戦」が彼にはコタエルんだろうと思うとコッチの腹がたった。実に些末なレベルでしか物事を見れないって事だからだ。