P.K.ディック/『火星のタイム・スリップ』

 自閉症児のケアしてるコッシャンに勧めたものの殆ど内容忘れてたので再読。ハッキリ言って目眩でクラクラしてる時に一番読むべきじゃないのがディックという気もしますが…でも読み始めると面白くて一気読み。ところでデイックの小説が『SF』というカテゴリーにありつつどんな時読んでも古びないのは実際彼が書いているのが精神世界だからだと思います。『火星のタイム・スリップ』も然り。ところで私自身10代前半に抑鬱に陥ってから分裂症の可能性も指摘されていますから改めて読んで慄然とも‥