貴ノ花

 妹を私のアシスタントに起用して1週間、実に微妙な感じだ。でもまだ1週間だし意見する事は差し控えたいと思う‥っていうのでバレバレと思うが、やはり基本的に少々キツくても独りで仕事するのが向いているんだと感じずにいられない。実際のところ部長は妹ならケンカしないよね?という意見だし、私もそう思ってた。所が些細な事で結構険悪な空気が流れる。上手く言えないんだけど、ここ最近貴ノ花が朝の番組でみのもんた相手に語ってるような事を妹も抱えていそうな気がする。私の友人は殆どお姉チャンだったりお兄チャン、最近メールでそういう話題が増えてきてるが姉や兄の意見としては「しゃーないやん!」。好きで先に生まれたワケでもないしそのせいで依怙贔屓されても罪は私たちにはない。口惜しかったらあんたらも頑張ればいいやん、である(私なんてさっさと妹に追い越されたいと思っていすらする)。で、貴ノ花がよく言う「花田勝さんは僕と話そうとしない」「スグ第三者入れようとする」ってのも当然と思う。私が花田勝サンなら絶対そうするね。単なる感情的な逆ギレに付き合う謂れはナイ。少し前にid:halfmoonlightさんが冠婚葬祭の場で「気をきかすヒト」に関して書いていたけどそういう意識構造とこういう公私混同は似た構造を持っているように思う。どちらも正義を基底にしているようでいてそのベクトルが実に一方的なのだ。純粋な正義は両方向的=客観的な視点を前提にしているが、こと「家族」や「親族」の中でのソレは「社会的」でない分声の大きい人による一方的ファシズムの様相を示す事が殆どだ。よってその小さいコミュニティの中で「正当」とされる事柄が社会に露呈すると概ね反社会的で論理的整合性を持たない事が多い。貴ノ花の発言も然り。確かに弟として辛い事もあったかもしれない、でも「だって花田勝さん、話し合いの場に出てこないでしょ。」って繰り返すのはかなり異常。イイ大人が言うセリフじゃない。