座敷女

 ところで望月峯太郎はそもそもどっちかというとヘンなお笑い系で出て来た人なんだけど(『バタ足金魚』『お茶の間』等)『バイクメ〜ン』あたりからヘンのベクトルが面白い事になって来た。私としてはどっちでもイイ感じなんでちゃんと読んでなかったけど、ヤンマガの企画ページにフルカラーで「不思議の国のアリス」をもじったようなマンガが掲載されたの読んで"スゴイかも?"って思った(その頃ヤンマガ系列誌で『桃尻女と鮫肌男』連載してたようにも思う)。その後ヤンマガで連載始まったのが『座敷女』でコレにはかなり食い付きマシタ。一応作者側の感じとしては「都市伝説」の範疇で描いてたみたいです。でもかなり怖かったな。あとCDも出てた。音声ドラマっぽい1枚にボーナストラックとして『温泉暴力芸者』によるリミックス盤付きで‥って‥コーネリアスの『69/96』や確かスチャのリミックスでも温泉暴力芸者のワザ聴き知ってた私としては適材適所であるとは思うけどかなりイヤな世界だろうなと思いパスしました。個人的にノイズ嫌いじゃないし温泉暴力芸者のリミックスも嫌いじゃあナイんですが、あの話(座敷女)とセットアップはちょっと‥って事で。まぁ済んだ話ではあります。10年位前の事ですし。