バレット・モンク(Bulletproof Monk)

 スカッとしたのはコレ。新喜劇の後TV大阪でやってる横溝正史モノ観始めた所がダルいのでBSチェックするとコレやってて丁度主人公のカーと坊主(モンク)が出会ったトコでぼーっと観てたらかなり面白そうなんで録画を始めて買い物にでかける(面白そうな映画はオンタイムよりヴィデオで観る主義)。
 さて、買い物も済ませ観たら案の定めちゃくちゃ面白かった!まずストーリーが荒唐無稽。実際ナチス残党ネタなんてめっちゃ久し振りだけどいろいろ考えるのが馬鹿らしくなる唐突さ、あと残党ジジイが若返るに従って何故かスーツから軍服姿になるんだけどその軍服がヴァッフェンSS(武装親衛隊)のソレっていうのがちょい不満だった。ナチスには本当にこういう事信じてそうな一派がいたけどそれは純然たるSS(親衛隊)の中だし軍服マニアの私的にはマイナス1点。それは兎も角、まあ本当に面白かった。アクションシーンなんて「いろんなこういう系のオイシイとこカット&ペーストしました」でさ。もうデジャブの嵐!しかしこれスルーっての解る。こういう漫画に喧嘩売るの馬鹿らしいだろう。昔、セリーヌがサルトルに「ヤブニラミのかっこつけ野郎!」って喧嘩売ったのサルトルが買わなかったのと同じ事だ。まぁ面白ければ私的にはおっけー。