ドラゴンヘッド

 ヤンマガで望月峰太郎の『ドラゴンヘッド』の連載が始まったのはまさに震災前夜というか94年末だったと思う。実際10年前のあの早朝ドンッとベットごと揺れるというより弾んだ時私の脳裏に浮かんだのは「ドラゴンヘッド?」、そして「だとしたら楽に死にたい」...そう思いつつ前夜深酒してた私はまた寝てしまった。独り大騒ぎしてたのは母親だけで父親に至っては停電だってのに「とりあえずTV付けよか...」S.キングの小説に "神は酔っぱらいと幼子をみそなわし賜う" という一節があったけどまさにソレ?
 さて『ドラゴンヘッド』は確か何か賞をとったみたいだけど望月峰太郎にはタイミングの悪い事だったんじゃないかと思う。ああいう感じで連載スタート*1した途端「現実」に災害が発生した段階で多分ストーリー変更しなくてはいけない部分あったんじゃないかなぁ。

*1:その漫画は修学旅行中の主人公が移動中に何らかの災害に遭遇する所から始まる