Let me introduce you my...


 こんにちわ。私はナジャ5さんにいつもご飯を貰っている猫のグールドです。今は平五郎さんというお稲荷神社に住み着いているのですが、震災前は犬のいるお家で飼われていたブルジョワ階級出身。よって社交性もあり誰とも仲良く出来ます。だからいろんな人からご飯も貰えるので特にナジャ5姉さんに感謝はしてませんが、それでも感謝してることがあるとしたら以前近所に住んでいた意地悪なお爺さんを撃退してくれたこと。
 奴は私にご飯を持って来るお婆さん達を怒鳴ったり突き飛ばしたり、持って来てくれたご飯を踏みにじったり‥お婆さん達からその話をきいた姉さんはそりゃ怒りましたとも‥次の日から姉さんは男の子を連れて来て神社の境内でクルクル踊る*1ようになり奴はそれがすごく怖かったようでそれ以降ナジャ5姉さんがいる時には私の方を見さえしないように。
 ところがある日、姉さんがいる事に気付かず祠の中に入って来た奴が彼女の膝の上にいる私を発見し「猫を餌付ける事は如何なものかと思うのですがね」と実に低姿勢で発言。それに答えてナジャ5姉さんがどれだけ穏やかかつ、辛辣に意見を言ったか‥それは殆ど残酷な程‥でも弱者に暴力を振るうような奴には当然でしょ?お爺さんは爆発してそれ以降姿を見せなくなりました。*2ヤッタネ!!

*1:多分空手の稽古のことを言ってる

*2:いや、爺さん引っ越したんだって‥爆発してないし

かまもこ

 ナジャ5姉さんは私がカリカリばかり食べる事をして「グールド」と呼びます、グールドというのがどんな人か知りませんがそれはまちがいです。私が姉さんの持ってくる缶詰を食べないのはそれが安物で美味しくないから!もし「モンプチ」とかなら喜んで食べます。
 そんなしみったれたナジャ5さんですが、以前は「かまもこ」*1という美味しいものも持って来てくれていました。それを止したのは"タロ"という白内障の犬の散歩がてら私にカリカリを持ってくるおばさんが「人間の食べるものを動物にやったらあかん」とか言ったから。おせっかいな人もいたものですが、確かにもう歯が無い今ではきっと食べられないでしょう‥でも美味しかったです、かまもこ。

*1:それをいうならカマボコだろうが!

少年カミカゼ

 とりあえず私たち猫は人間なら女性が好きです。匂いや風合い、あと声のトーンとか(よってナジャ姉の事はやはりあんまり好きじゃナイんですが)。
 そこで突然ですが、私は『少年カミカゼ』*1のファンです。特に歌ってる女の子!ラジオの深夜番組*2でも彼女のキュキュッとした笑い声はすごく楽しくて大好きです。何が面白いのかは解りませんが、彼女が笑うと私もつられて笑ってしまいます。すっごく好き。

*1:ヤンキーかい‥

*2:ラジオの深夜番組‥厨房か!