これはヒドいと思った

 マイ勤務先の一番いいお客様、F社。そこはロハスだエコだと実に地球に優しい思想を基に経済活動を行っている。そして障害のある人たちの自立支援も。それはそれでスゴくイイ事だと思う。さて、今回初めてそういう工房絡みのアクセサリー企画に抜擢されたのだけど仕事してみてツクヅク納入業者には優しくナイ企画だと思い知り!先ず工房から手作りのパーツを買い上げる段階で高い。そして手作りだから不揃い。だのにF社の担当者からは「基準外のははねて下さい」とくる!返品不可なのに!こうなると基準を満たすパーツが揃う迄ウチはパーツを買い続けなければならない‥ってのはいくらなんでもヒドいんじゃないか?その旨担当者に連絡した所、基準が大いに弛んだんだけれどそれも如何なものかと。あまりにもアバウトに過ぎる。

Mark Murphy/RAH

 先日id:Piccoliさんの所を読んでいて懐かしい名前に‥そう、マーク・マーフィー。ジャズではあまりヴォーカル物に興味ない私だけどT.ベネットがB.エヴァンスのピアノをバックに歌っているアルバムはかなり好きだしマーフィーの"RAH"も愛聴版。確かこっちもピアノB.エヴァンスだったように思うけどあんまりピアノがどうこうって世界じゃない。どちらもしみじみ「歌が上手いヒトというのは凄いな」と思わせる内容。

AnnBurton/BALLADS & BURTON

 Louis Van DykeトリオをバックにA.バートンが歌っているアルバムなんだけど、女性ヴォーカルだとこのアルバムが無条件に好き。"上手い"というんではナイんだけど"私に歌ってくれてるんかな?"と思わせるニュアンスが何とも言えない。しかし"Here's that rainy day"‥ダミアの"Sombre Dimanche(暗い日曜日)"聴いて死ぬ人がいるならA.バートンのコレ聴いて死ぬ人いてもいいんじゃないかなって思う位にしみじみ‥諦念の至り。聴く度に泣きそうになる。

M社新コレクション始動

 M社担当の仕入れ先訪問して私のデザイン画をどの辺まで再現出来るかの話。基本的にコスト無視したら何だって出来るんだがそうもいかない‥どうでもイイけどこの工房は作業所内で犬を2匹飼ってい、そいつらが私を舐めに来るので厄介!好意は嬉しいんだけどね‥それより担当女子様のダイアリにYMOの歌詞が挟まれている事に言及すると、パフォーマンスやってるとカムアウト。しかしYMOの曲でパフォーマンスって謎だ‥この世には人間の数だけ謎がある。